身勝手な言動やモラハラ、
何でも自分の思い通りにしようとする
自己中心的なパートナーに対して
嫌われたくないから
相手の機嫌を損ねるのが怖いから
言うとおりにしないと怒りだすから
子どもの前でケンカするのはよくないから
と、「ものわかりのよい人」を演じていませんか?
こんにちは!
“頑張らなくても心地よい関係を築ける
幸せエスカレーターカウンセリング”の涼水咲里です。
例えばあなたが自分の意見を主張せず
パートナーの言う通りにしていると、
表面上はうまくいっているように見えるかもしれませんね。
でも、どちらか一方がいつも我慢して
相手に合わせている関係性は、
必ずと言ってよいほど後々歪みが出てきます。
夫婦間で見ていくと
妻が溜め込んだ我慢は、
やがて、様々なカタチで表面化します。
夫への不満が募り、憎しみに変わってしまう
怒りをコントロールできなくなる
体の不調やメンタルの不調となって現れる
買い物やアルコール、他の異性などへ依存してしまう
例えばこのようなカタチで我慢は爆発します。
仮に一生爆発することなく
表面的には仲の良い夫婦を演じ切ったとしても、
子どもの代でそれが表面化してしまいます。
「自分も結婚したら相手の言いなりにならないといけない」
と、子どもが結婚に希望を持てなくなるかもしれませんよね。
または、
「自分も怒鳴ったり不機嫌になれば相手をコントロールできる」
ということを無意識に学ぶかもしれません。
あるいは、自分の気持ちや感情を
「お父さんのように」人にぶつけるか、
「お母さんのように」溜め込んで表に出さない大人になるかもしれません。
夫が幼い頃、親に愛された経験が乏しく
心が大人になりきれていない場合、
初めのしばらくの間は
妻が夫の心の安全基地になってあげることは必要かもしれません。
しかし、そのまま寛大に受け入れ続けていてはダメなのです。
子どもの発育段階から考えてみると
ごく幼い頃は無条件に愛されるという体験が必要ですが、
大きくなってくると今度は失敗したり、
人から拒絶されたりといった挫折体験を通して
「自分の思い通りにならないことがある」
ということを学び、その対処法を身につけていくものですよね。
妻がいつまでも夫のわがままを許したり、
夫が怒鳴ったり不機嫌になるといった言動を
受け入れてしまうままだと、
夫はいつまでも変わることができません。
思い通りにならないとキレる夫と
それを我慢して受け入れる妻。
この関係性が固定してしまうのが夫婦共依存です。
それでは実際、どうしたらいいのでしょうか?
「私はここまでは許容できるけど、ここからは許容できない」
という境界線を相手にしっかり示すことです。
例えば、暴言を吐く夫に対して
「私はとても傷つくからやめて欲しい」と言い、
「今度私に暴言を吐いたら、その日は一切家事をしません。」
と約束をします。
そして夫がその約束を破って暴言を吐いた時は、
本当に家事をしないという行動に出る必要があります。
無条件の愛情を示しながらも、
夫がその境界線を越えた言動をする場合は
断固とした意思表示をすることが必要です。
夫は最初、そのことに怒って怒鳴り散らすかもしれません。
でも、そういうことを何度か繰り返すうちに
妻を威嚇しても思い通りにはならないということを学び、
少しずつ子どもじみた言動をしなくなります。
試行錯誤の中で、行きつ戻りつのしんどい過程を経たとしても
そうしてこそ夫婦の関係が
不健康な「共依存」から
健康的な「相互依存」に
ステップアップします。
そして、一番大切なのは
「自分はどうしたいのか」ということなのです。
どうか、そのことを忘れないでくださいね。
嫌われるのではないか
見捨てられるのではないか
気まずくなるのではないか
という不安を動機として
自分の気持ちにフタをして我慢するのは
本当に幸せな夫婦関係とは言えません。
もちろん、一定期間じっくり腰を据えて取り組む必要があります。
また、しばらくは気まずくなることも覚悟しなければならないので
こちらもかなりエネルギーを使うでしょう。
でも、対等で心地よい関係の夫婦となっていくには
これくらい本気で向き合っていく覚悟が必要です。
本気で相手と向き合ったその先の未来に
あなたはどんなことを想像しますか?
ひとりで頑張ろうとして迷子になっていませんか?
あなたが幸せな未来を手に入れられるよう、私ならサポートできますよ^^
なぜなら私も長い間、不健康な「共依存」で苦しんでいたのですから。
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