こんにちは!
“頑張らなくても心地よい関係を築ける
幸せエスカレーターカウンセリング”の涼水咲里です。
日々、カサンドラでお辛いクライアントさまとセッションしていると、
皆さん堰を切ったようにご自分の体験談をお話ししてくださいます。
そして「最初に気づいていればこんなことには・・・」と
今が辛いがゆえの後悔の念をお持ちです。
「あぁ、私もそうだったなぁ」といつもドキッとするわけですが…(;^ω^)
先日、プロフィールを読み返していた時に(ご興味があればぜひ読んでやってください→☆)
「出会った頃はどんな感じだったかな」と記憶をたどってみたんです。
そしたら、今まで思い出すことはほとんどなかった
私が夫に一番最初に感じた違和感のシーンが思い起こされました。
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それは夫と付き合い始めて間もない18の秋。
初めてデートした時のことでした。
ランチのお店は夫の行きつけのカレー屋さんで、
夫が注文したカレーの方が先に運ばれてきました。
「お先…(にどうぞ。冷めますから)←言うつもりだったセリフ」
と言うより先に、夫は何も言わず食べ始めたのです。
ひと言もしゃべらず黙々と・・・
私のカレーが出てくる頃にはほぼ食べ終わっていました。
なんとなく後味悪い感じで私も食べ始めましたが、
夫は自分が食べ終わると、またしても何も言わず雑誌を読み始めるという・・・
先に食べ始めたことは横に置いといて、
「食べるとき何もしゃべらんのやね」と聞いてみると
「食べとるのに何でしゃべるん?」
・・・「は?何か問題でも?」みたいなきょとん顔で。
な、なるほど。言われてみれば。。。と納得するしかないでしょ?
そうなんです、最初のデートから違和感があったんです!
この時からずっとこんな感じだったことを思い出しました。
夫との食事のシーンでは、良い思い出は皆無です。
家族がそろっていても目の前に運ばれたものを先に食べ始め、
食べ終わったらとっとと自分の世界に入る。みたいな・・・
「そんなんひどくない?」と怒ってみても
「お願いだから一緒に楽しく食べよ」と懇願してみても
ムッとした顔で「俺がなんか悪いことしたんか!」と、こんな感じ。
何か指摘されることがとにかく気に入らないそうです。
子供の頃からやっていることを全否定された気になるそうです。
「そんな風に思ってたんやな」と
1ミリでも歩み寄ってくれる気持ちがあれば
ずいぶん違った思い出になっていたことでしょう・・・
カサンドラとかアスペルガーとか、
そんな言葉を知らない頃は
もう本当に「宇宙人」かと思うくらいに憎たらしかったんですよ。
今考えれば、当時の夫からしてみれば
私が宇宙人に見えていたんでしょうね(笑)
いやいや、今となっては笑い話です。
ですが、今まさにカサンドラ状態の真っ只中におられる方は
本当に苦しくやりきれない思いを抱えてらっしゃることでしょう。
その気持ちは飲み込めば飲み込むほど感覚が麻痺してきます。
そして心も体も悲鳴をあげるまで気づかないものなのです。
「もしかして私、カサンドラ?」と思ったなら、それは心のSOSです。
カウンセラーと話すだけでもいいのです。
明日というものに希望を持てるような心の置き場がきっと見つかりますから、ね^^