「ふたりで○○」では修復は難しい

離婚か、修復か。
ふたりで話し合い
修復を選択した場合の落とし穴のお話です。

こんにちは!
“頑張らなくても心地よい関係を築ける
幸せエスカレーターカウンセリング”
の涼水咲里です。

修復を選択した多くのご夫婦が、

「夫婦ふたりの問題だから、お互い一緒に頑張ろう!」

と、タッグを組んで乗り越えようとされます。

一見、理想的な修復方法のようですが、
これが難しかったから夫婦の関係がこじれてしまったのでは??

と、本題に入るその前に。。。

あなたは夫婦の問題を、
親しい友人や自分の家族に打ち明けたことはありますか?

詳しいことは話さなくても、
夫への不満やグチがポロっとでることってありますよね。

その時にもし、こんな風に言われたとしたら
あなたはどんな気持ちになるでしょうか。

「え、マジ?ご主人ひどいね!」

「(あなたが)可哀そうに・・・」

「苦労してるのね、大変ね」

悩みを打ち明けるときは、
ただ聴いてもらいたい、気持ちに寄り添ってほしい、
という心理もありますが、

何か解決する糸口が欲しい、という期待があるものです。

それなのに、夫が悪いと決めつけられ、
あなたは被害者だ、と言わんばかりに同情されると
さらに絶望的な気持ちになってしまいませんか?

「やっぱりこうなったのは夫のせいだ」

「もう私にできることはないんだ」

と思ってしまうと
余計に苦しくなり、マイナスな気持ちになってしまうんですね。

むしろ「あなたのこういうところを直したら?」
と言ってくれた方がいいですね。

えっ?と思ったかも知れませんが、
自分が努力できる余地がある方が希望を感じられるからです

夫が変わるのを待つより、自分が変わる方が楽だ

他人は変えられないけど、自分は変えられる

それを実は、本心は知っているのです。

では、話を戻して。。。

いったんこじれた夫婦の関係を良くしたいと思うとき、
夫と妻が同時に修復に向けて努力し始めることができれば
どんなにいいでしょう。

ふたりの問題なのだから、
お互いが一緒に譲るところは譲り、
受け入れることは受け入れて、
少しずつ歩み寄ることができれば・・・と思いますよね。

でも、ほとんどの場合、
夫婦が同時に修復に向かうことは難しいです。

夫婦二人で、あるいは第三者が間に入って、
お互いに相手に「こうしてほしい」と思うことを言い合うとします。

すると、お互い相手の話には耳を貸さないで、
自分の要求ばかりを主張してしまうのです。

相手の話を一応聴いているようでも
実際、心は閉じたままで、
相手の要求が受け入れられないのですね。

このようなマインドではいくら話し合っても平行線です。

本当に修復しようと腹をくくったのなら、
まずは、自分の言いたいことはいったん置いといて
相手の気持ちや事情に「えいっ」と飛び込むことが必要です

「私ばかり我慢して、夫の機嫌を取らないといけないの?」

「私だけが頑張らないといけないの?」

そう思われるかも知れません。

でも、そうではないのです。

どちらかが一方的に無理して我慢して修復したとしても、
そんな夫婦は幸せな関係ではないし、
長く続く関係でもありません。

では、どうすればいいのでしょうか。

夫と向き合う前に、まず自分と向き合うのです

自分が満たされていなくて、いっぱいいっぱいの状態では、
相手の心に寄り添ったり、相手を思いやったりすることはできません。

自分と折り合いがついたときに初めて
人の心に飛び込む余裕が生まれるのです

まずは、自分に目を向けてみましょう。
自分の心が満たされて初めて、自然と相手の心が見えてきます。

あなたに解決できない問題は、あなたの人生には起こりません。

その問題から何か学ぶことがあるから、あなたの人生に起こったのです。

だから、問題を解決するチカラはきっとあなたの中にあります。

それに気づくためにも自分と向き合うことが必要です。
カウンセラーはあなたの心の鏡となって
あなた自身があなたの内面に気づけるよう映しだします。

修復しようと決めたのなら、一度カウンセラーを通して心の中を覗いてみませんか?

きっと穏やかで心地よい未来が見えてくるはずですよ^^